一日一禅

二十四節気の一つ「白露」に近づき、草葉に露が宿る頃。その一滴の透明さに真実の姿を見る。

秋の訪れを告げる風が吹き始める頃。変化を受け入れる心の姿勢を学ぶ。

防災の日の翌日。昨日の「柱」を受け、より具体的な心の在り方としての「備え」を考える。

関東大震災に由来する「防災の日」。真の防災とは何かを問う。

八月の最後の日。また、古くから台風の厄日とされる二百十日にもあたる年もある。一つのサイクルの終わりと、次への移行を意識する。

一粒万倍日。万物の根源である「一」の力を見つめる。

月最後の平日。これまでの夏の働きを労い、来たる秋の実りに向けて心を耕す。

仏滅の日に、特別なものではなく、ありふれた日常の中にこそ真理が遍在することを知る。

大安吉日。穏やかで静かな時間にこそ真の吉事があると考えたい。

夏から秋へと季節が移る気配。身辺を整え、心を新たにする時。