燃-MOERU-

moeru

完全燃焼でなく、情熱の炎を燃やし続ける

Keep the flame of passion burning, not incomplete combustion.

選字の背景:情熱は心の火。不変の熱量で、自らの命を燃やせ。

お正月が過ぎて三週間余り。新年に誓ったはずの「情熱」が、日々の単調な繰り返しや寒さのせいで、少しずつ「燻(いぶ)る」ような状態になってはいないでしょうか。「燃」という文字は、「火」に「然(燃える、そのままの姿)」を合わせたものです。「然」という字には「自ずから」という意味も含まれます。つまり「燃える」とは、外部から無理に煽られるのではなく、自らの内側から湧き上がるエネルギーによって、自らを光り輝かせる行為なのです。中途半端に燃える「不完全燃焼」は、煙ばかりが出て、周囲を暗くし、自分自身にもモヤモヤとした後悔の「煤(すす)」を残します。 禅では「全力で取り組むこと」そのものが、雑念を払う最高の修行であると説きます。薪が完全に燃え尽きれば、後には一点の曇りもない清々しい灰だけが残るように、今この瞬間に全力を尽くし、情熱を燃焼させ切れば、そこには後悔も不安も入り込む余地はありません。冬の寒さに負けて火を小さくするのではなく、寒ければ寒いほど、より強く、より高く、自らの情熱を燃やしてください。その炎はあなた自身を温めるだけでなく、凍える周囲の人々をも照らし、導く「希望の灯火」となるはずです。

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