夏-NATSU-

natsu夏

太陽のように、惜しみなく自己のエネルギーを放つ

Like the sun, generously radiate one’s energy.

選字の背景:内なる光を解放し、周囲を照らす夏となれ。

本日、五月六日。風はまだ爽やかですが、降り注ぐ陽光には、生命を力強く押し上げるような確かな強さが宿り始めています。「夏」という文字の成り立ちを辿ると、大きく手足を広げて踊る人の姿を表しています。それは、内に溜め込んだエネルギーを抑えきれず、全身で表現し、放出する躍動感の象徴です。禅の心に、「一念(いちねん)を万年に放つ」という考え方があります。後先を計算したり、エネルギーを惜しんで出し惜しみしたりするのではなく、今この瞬間に自分の全存在を懸けてぶつかる。その潔さが、停滞した空気を切り裂き、道を切り拓いていきます。太陽は「誰を照らそうか」と悩みません。ただ自らが燃えているからこそ、結果として万物に光と熱を与えているのです。連休明けの今日、もし「やる気が出ない」と感じているなら、まずは自分の中心にある小さな火種を見つめてみてください。「立派に見せよう」とか「損をしないように」といった思考のブレーキを外し、ただ目の前の仕事や、目の前の人に、あなたのエネルギーを百パーセント注いでみる。あなたが太陽のように惜しみなく自分を放ち始めたとき、周囲の冷え切った心も溶け出し、世界は一気に夏本番のような輝きを帯び始めるはずです。

タイトルとURLをコピーしました