
新たな年に、自らの志を固く誓う
In the new year, I pledge my aspirations.
選字の背景: 三が日の節目。揺るがぬ決意を未来へ誓う。
一月三日。お節料理もいただき、遠くの親戚や友人もそれぞれの場所へ帰り、家の中に再び静寂が戻ってまいりました。この「祭りの後」の静けさこそが、自分自身と対話をする絶好の時です。「誓」という文字は、「折」れるに「言」と書きます。 これは、ただ言葉を口にするだけではありません。木の枝をポキリと折るように、あるいは弓を折るほどの強い覚悟を持って、退路を断つ言葉を発することを意味します。また、言葉を重ねて(折って)心に刻むという意味もあります。元旦の誓いは、高揚感の中にある「願い」に近いかもしれません。しかし、三日目の今日立てる「誓い」は、これから始まる現実の日々を見据えた、より具体的で強固な「決意」です。誰かに聞かせる必要はありません。自分自身の魂に向かって、約束の杭(くい)を打ち込んでください。「今年はこれを成し遂げる」「この道を歩む」と。 その杭が深ければ深いほど、これから訪れる日常の荒波の中でも、心は流されずに済みます。三が日という「ハレ(非日常)」の時間が終わろうとしています。さあ、帯を締め直し、揺るがぬ誓いを胸に、新しい一年という荒野へ堂々と踏み出そうではありませんか。