動-DOU-

dou

静から動へ。宇宙のエネルギーの転換

From Stillness to Movement: Transformation of Cosmic Energy.

選字の背景:凝縮した力が溢れ、静から動へと転換する。

本日、三月五日。昨日までの静寂が嘘のように、地表から生命のざわめきが聞こえてくるようです。冬の間、凍てつく土の下でじっと耐え、エネルギーを凝縮させていた虫や植物たちが、今日という日を境に「動」のフェーズへと移行します。「動」という文字は、「重」「力」と書きます。これは、重いものを動かすために力を込める様子、あるいは、幾重にも重なった重圧を跳ね返すほどの強い力を意味しています。 宇宙には「静」と「動」のリズムがあります。冬が「静」の極みであるならば、この啓蟄の時期は「動」への劇的な転換点です。私たちは、何もしていない(ように見える)時期を「無駄」と考えがちですが、禅の視点で見れば、その「静」の蓄えこそが「動」の爆発力を生みます。 冬の眠り(静)があったからこそ、今、芽吹きのエネルギー(動)を力強く噴出させることができるのです。もし、あなたが今、「何かを始めたいけれど体が重い」と感じているなら、それはあなたが「重」を動かすための「力」を内側で練り上げている最中なのかもしれません。今日、三月五日という宇宙の転換点に合わせて、まずは指先一つ、言葉一つから「動」かしてみませんか。その小さな一振りが、やがてあなたの人生に大きな躍動をもたらすはずです。

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