暦-KOYOMI-

koyomi

暦の巡りに、宇宙の秩序とリズムを感じる

Feeling the order and rhythm of the universe in the cycle of the calendar.

選字の背景:移ろう季節は宇宙の拍動。暦と共に歩む人生。

本日、二月一日。厳しい寒さの中に「如月(きさらぎ)」の空気が満ちております。如月は「衣更着(きさらぎ)」、つまり寒さでさらに衣を重ね着する時期という意味がありますが、暦のページをめくると、その先には立春(二月四日)という春の入り口がはっきりと見えてまいります。「暦」という文字は、「厂(がんだれ:場所や崖)」の下に「禾(いね:穀物や季節の象徴)」と「日(太陽)」が二つ重なった「厤」から成り立っています。これは、太陽の動きと穀物の実りを観察し、時の経過を正しく刻むことを意味しています。私たちは、カレンダーを単なる「予定表」として使いがちです。しかし、本来の暦とは、太陽の運行、月の満ち欠け、そして季節の移ろいという「宇宙の呼吸」を視覚化したものです。 二月は、冬がその厳しさを極めると同時に、春へと反転する劇的な転換点(節分)を含んでいます。この一ヶ月の巡りは、どんなに長く厳しい夜も必ず明け、凍てついた大地も必ず緩むという、宇宙の不動の秩序を私たちに示しています。もし今、あなたの人生が停滞しているように感じられたとしても、暦の巡りを信じてください。宇宙に停滞はありません。必ず時は巡り、次なる季節が用意されています。 新しい月の始まりに、デジタルの時計を止めて、空の色や風の匂いから「宇宙のリズム」を感じ取ってみてください。その大きな拍動に自身の歩みを合わせるとき、焦りは消え、確かな安心感が心に宿るはずです。

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