
地平線から昇る太陽に、一年の希望を見る
The sun rising over the horizon brings hope for the year.
選字の背景: 旦とは夜明け。昇る朝日に日々希望を誓う。
本日、一月二日。古来より「書き初め」や「事始め」とされる佳き日です。 昨日の元旦は、多くの人が初日の出を拝み、特別な高揚感の中にありました。しかし、一夜明けた今日の空にも、昨日と変わらぬ荘厳さで太陽は昇ります。「旦」という文字は、一本の線「一」の上に「日」が乗っている形です。この「一」は地平線を表しており、まさに太陽が大地から顔を出した、その瞬間の輝きを写し取った文字です。私たちは「元旦(一月一日の朝)」を特別視しますが、太陽は一日たりとも休むことなく、毎日「旦(あした)」を連れてきます。 一月二日の朝日。それは、昨日の誓いを単なるイベントで終わらせず、日常の中に定着させていくための、実践の光です。「希望」とは、一度抱いて終わりではありません。夜が来るたびに暗くなり、朝が来るたびにまた地平線から昇ってくるもの。 今日、筆を執り「書き初め」を行うように、希望もまた、毎日新しく心に描き直すものです。昨日よりも少し落ち着いた今日の光の中にこそ、この一年を歩き通すための、静かで確かな希望が満ちています。