
自己の内なる宝を、深く探求する
Explore your inner treasures.
選字の背景:外に求めず、己の心の奥に眠る宝を深く探り出す。
凍てつく朝を越え、外はあまりに寒く、自然界の生命はみな土の下や幹の奥に閉じこもっていますが、実はこれこそが「探る」ための絶好の季節なのです。 私たちは日頃、幸せや価値を「外」の世界に求め、探し回ります。しかし、禅の教えでは、私たちが探し求めている「宝(仏性や本当の自分)」は、最初から自分の内側に備わっていると説きます。あまりに近くにあるために、そして日々の忙しさという雑草に覆われているために、見失っているだけなのです。 この冬の静寂期は、いわば人生の「深い洞穴」に入る時間です。外の華やかさを断ち、目を閉じて、自分という存在の奥底に手を伸ばしてみる。そこに、どんな逆境でも壊されることのない、あなただけの「宝」が必ず眠っています。その宝を探し当てることは、誰のためでもない、あなた自身がこの一年を、そして人生を力強く歩んでいくための「確信」となるはずです。