
自らを灯火とし、周囲の暗闇を力強く照らす
He makes himself a beacon, powerfully illuminating the surrounding darkness.
選字の背景:己が光となり、迷いの夜を耀きで塗り替える。
早いもので、五月も半分が過ぎようとしています。日差しは日に日に力強さを増し、万物がその光を謳歌しています。「耀」という文字を紐解くと、左側に「光」、右側に「翟(てき)」があります。「翟」はキジなどの鳥が羽を広げて高く飛ぶ様子を表しており、そこから「耀」は単なる光ではなく、「光が遠くまで届き、輝きわたる」という能動的な躍動感を意味します。禅の言葉には「自灯明(じとうみょう)」という教えがあります。「自らを灯とし、法を灯とせよ」。外の世界がどれほど暗く、混迷していても、自分自身の内なる良心や信念を燃やし続ける限り、足元が暗闇に呑み込まれることはありません。周囲を照らすために、太陽になる必要はありません。今、自分の場所で放つ一筋の輝きが、誰かにとっての「希望の道しるべ」になるのです。五月の後半戦。もしチームや家庭の雰囲気が沈んでいるなら、あなたがまず「耀く」存在になってみませんか。明るい挨拶、迷いのない決断、あるいは静かな誠実さ。自らが燃えて放つそのエネルギーは、知らず知らずのうちに周りの暗闇を払い、停滞していた運命を再び力強く動かし始めるはずです。