輝-KAGAYAKU-

kagayaku輝

他者との比較を離れ、自らの命そのものを輝かせる

Not just thinking with your head, but singing of the joy of life with your whole being.

選字の背景:他者と競わず、独自の光で今この時を照らす

四月も半ばを過ぎました。外の世界では様々な花がそれぞれの色で咲き誇っています。桜が散った後にツツジが赤く燃え、足元では名もなき野花が静かに、しかし力強くその存在を主張しています。「輝」という文字を紐解くと、偏の「光」に、円を描くように広がる様子を意味する「軍」を組み合わせています。これは単に反射で光るのではなく、「自らが中心となって、四方八方へ光を放つ」姿を象徴しています。禅の教えに「主人公(しゅじんこう)」という言葉があります。物語の主役という意味ではなく、「本来の、ありのままの自分」を指します。私たちは比較という檻に閉じ込められると、自分を「誰かより優れたもの」あるいは「誰かより劣ったもの」としてしか定義できなくなります。しかし、それではあなたの命は、誰かの影に隠れた二番手の光に甘んじてしまいます。星は月になろうとせず、月は太陽を羨みません。それぞれが、それぞれの位置で、全うすべき輝きを放っているだけです。四月の折り返しを過ぎた今日。誰かと自分を比べるための物差しを一度、ポキリと折って捨ててみませんか。あなたが今、ここで懸命に呼吸し、目の前のことに誠実に向き合っている。その「命の事実」そのものが、何物にも代えがたい独自の輝きを放っています。他人の評価という鏡に映る自分ではなく、自分の内側にある太陽を信じたとき、あなたの世界はこれまで以上に鮮やかに、燦然(さんぜん)と輝き始めるはずです。

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