
宇宙を貫く絶対的な真理(仏法)に従い生きる
To live in accordance with the absolute truth (Buddhist teachings) that permeates the universe.
選字の背景:水が流るる如く、宇宙の法則を心の軸に。
本日、五月三日。連休の真っ只中、外は初夏の陽光に溢れ、風は止まることなく吹き抜けています。この世界の営みには、一寸の狂いもありません。「法」という文字を紐解くと、さんずいに「去」と書きます。これは本来、「水が去る(流れる)ように、自然な理(ことわり)に従うこと」を意味しています。水が高いところから低いところへと流れるように、逆らおうとしても逆らえない、万物に共通する法則。それが「法(ダルマ)」です。禅の世界で「法に従う」とは、自分勝手な理屈や執着を捨てて、ありのままの世界の動きと調和することを指します。私たちは日々、自分の思い通りにいかない現実に苛立ち、抗おうとします。しかし、春が来れば花が咲き、風が吹けば葉が揺れるように、すべての事象には「原因」と「結果」という不変の筋道が通っています。人の作った法は時代と共に変わりますが、宇宙を貫く法は、一分一秒たりとも揺らぐことはありません。この大型連休、社会の喧騒から少し距離を置ける今こそ、自分の中の「マイルール」を一度手放してみませんか。「こうあるべきだ」という頑なな心を緩め、宇宙の大きな流れに身を任せてみる。その時、あなたは独りよがりの苦しみから解放され、大きな安心感(あんじん)の中で、真に自由な一歩を踏み出すことができるのです。